D日記

モーションアーティストの技術ブログだよ。日常も書くよ。

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ギャップと抽象度の使い方

数年前、某大手ゲーム会社で活躍されているゲームデザイナーSさんと飲んだ時に話した内容を、ふと思い出したのでメモりんこするよ!

ギャップによるインパクトの作り方

ギャップは三つの要素で構成される。
①Aの擦り込み
 → AからBへのギャップとした場合、Aをどれだけ擦り込むかが重要。
②AとBの差をつける。
 → ここが一般的に認知されているギャップの部分。
③AからBの変化を瞬時に行なう。
 → 徐々に変化していくのではだめ、一気に変化させることでインパクトを与える。
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インパクトを与えるギャップってのは一気に見せる必要があるんよな。
相手に予想させてそれを裏切るとか、映画のどんでん返しとか、そういうのもギャップだよね。

抽象度を上げると応用が効く

例えば田中さんという男性の抽象度を上げると以下のような感じ。これが抽象度を上げるということ。
田中さん < 男 < 人間

何かの問題に取り組む時に、その問題の抽象度を上げて考えることで、別の問題も解決することができます。

上の田中さんが職場でうんこ漏らしてしまうという悩みがあったとします。
あなたは田中さんにパンパースを履かせることでその悩みを解決しました。
後日、別の人も同じ悩みを相談してきました。今度は女性です。
田中さんとは性別が違うのですが、同様にあなたはパンパース作戦を提唱しました。
それはなぜでしょう?そう、同じ人間だったからです。

これは超シンプルでよくある例ですが、抽象度を上げて考えると、別の問題と思っていたものが実は同じ問題であったということに気づくこともできます。
問題の本質が共通していたってことです。抽象度を上げると言うのは本質を見抜くってことですね。


なぜコンビニができたか?

抽象度を上げて考えると、人間が怠惰な生き物だからってことになります。
人間は怠惰だからコンビニを作った。人間が怠惰からコンビニが売れた。
人はめんどくさがりで楽をしたい。
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なぜミクシィが生まれたか

人間がコミュニケーションを欲するから生まれたのです。
ニコニコ動画も同じ理由です。
人間は寂しがりやなのです。
だから「人」の「間」って書くのかな。

なぜ人はゲームをするのか?

ゲームでは努力が実るからかもしれません。架空の世界で成功体験ができます。
つまり現実では努力が実りにくいということです。現実は辛いです。

逆にゲームをしない人は現実で努力が実っているとも考えられます。たぶん。

現実で努力が実らないからゲームに逃避するとも考えられますね。もちろんこれは1つの仮説です。

僕自身はゲームが楽しいからプレイしているつもりではあるのですが、本質的には現実に満足していない・成功体験を現実で得られていないからゲームをプレイしているのかもしれませんね。それは自分でも気づいていない深層心理かも。
自分の行動の理由を考えてみるのは面白いですね!

ちなみに、Sさん的に最も高い抽象度が「人間とはなんなのか」という状態らしいよ(^^


ギャップと抽象度の話を1記事にまとめた理由は特にありませんw
今日も僕の拙いブログをお読みいただきありがとうございます!