数年前、某大手ゲーム会社で活躍されているゲームデザイナーSさんと飲んだ時に話した内容を、ふと思い出したのでメモりんこするよ!第②弾
興味とは
不安定から安定に解決したい欲求。
安定復帰欲とでも言おうか。
例えば以下の一文。
二階から春が落ちてきた 引用元:重力ピエロ
これを読んだ人はこう思う
「え?春が落ちてきた?どゆこと~~??」
この不安定な状態を安定させたくなる。
それが興味につながる。
ちなみに春というのは人の名前です。
興味を持ってほしかったら、まずは不安定な状況を作るのです!
とSさんは言っておられたな~。
熱中とは
大きな不安定と、小さな不安定で読ませ続ける状態であ~る。
名探偵コナンでの例
名探偵コナンは黒の組織が大きな不安定で、その中で事件を解決していくのが小さな不安定。
大きな不安定だけでは読者が飽きてしまう。
1巻の不安定ではまだ引き返せるが、70巻まで読んだ人の不安定は引き返せない。
魔法詠唱と同じで、詠唱時間を長くすればするほど魔法が発動した時に効果が大きくなる。
感情曲線で映画や本は作成する。読者の感情を波として捉えて、ストーリーを構築する。
→ 不安定と安定を繰り返し、最後に安定を持ってくるのが一般的。
まとめ
・不安定な状態を作ることで、安定復帰欲を刺激し興味を抱かせる。
・大きな不安定を残しつつ、小さな事件を繰り返すことで熱中させられる。
Sさんあざっす。