Twitterでこの書籍を知ってポチって、到着してから1週間かけて読み終わりました。
この本は、実践的なMayaのアニメーション周りの機能の説明が結講多い印象です(^o^)
それらを、アニメーションを作る上での考え方を交えながら解説してくれます。
アニメーション12の法則 について
誰もが1度は聞いたことがあるかもしれない、 「アニメーション12の法則」 についても解説してくれています。
ネットが繋がっている環境であれば、サンプルシーンをDLしてシーンデータを直接見て学ぶことができます。
※ただ私の環境ではMayaLTだったので、一部動かないリグがありましたww
アニメーション12の法則についてはこちらの動画がわかりやすいですよ。
百聞は一見にしかず(•ө•)
vimeo.com
この本で学べる”機能" について
・スプラインカーブ
→ 接線の使い方や補完ごとの挙動など学べる。
・グラフエディタ
・コンストレイント
・リギング
→ 触り程度。(コンストレイントを使ったりとか)
→ ガッツリ基礎を固めたいなら「Mayaリギング」読むべし。
・ブレンドシェイプ
・クラスター
・アニメーションレイヤー
・リファレンス機能
→ 現場で使うワークフローなど学べる!
→ Mayaによる大規模開発にはリファレンス必須っしょ^_^
などなど。
私がモーションを作ってて一番好きな機能は、
タイムライン上を、中ボタンドラッグで移動し、キーを打つっていう動作。
これやると、別フレームのポーズを超簡単にキーとして登録できるんだよ~
この機能は3dsMaxにはない!(そのかわりShiftでキーフレームを複製とかできるのがある)
ちょいちょい挟むコラム について
章ごとにコラムがあって、これがまた勉強になります。
ぶっちゃけていうと、機能的なことはネットで調べればそれなりに分かると思います。
ただ、経験豊かなアニメーターの考え方や知識が書籍としてまとめられているって言うのに価値を感じます。
例えば、カートゥーン調のモーションを作る際は指人形で演技を行ってタイミングを取ったりとか、アニメーターはアニメーション以外にも夢中になっているものが必要だ! など。
あと、「仕上げの5%」ってコラムもよかったなー。
60項目くらいのチェックリストがあるんですけど、
モーションを作り終わった(または途中)時などに見ると、
ディレクターEyeで自身のモーションを見ることができると思いますよ(笑)
コラムに関しては、すでにモーションを作ってきた人が読むと、なるほどなーって思えることが多いような気がします。
値段は6,000程しますが、Amazonとかでは多少安くで買えるんでしょ~。
以上。終わり!